冬は「肩こり」の症状が悪化する!?リンパマッサージで内側から温めよう。
今年の冬は例年以上に寒さが厳しいですね。なかなか外に出たくないという方、あまりの寒さで身体が冷えてしまって辛いという方、そして、以前よりも肩がこって痛いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
厚生労働省の調査によると、日本人の2人に1人が肩こりを訴えているそう。一種の国民病とも言える肩こりですが、実は冬になると症状が悪化しやすいのです。今回は冬に肩こりをより感じる原因とその対策についてお伝えします。
◆肩こりの主な原因は血流の悪化
「肩こり」とは一般的には肩甲骨の周辺や頸部などの筋肉がこわばってしまい、痛みを感じる状態のことを指していますが、実は医学的な定義はありません。これらの筋肉の血流が滞ることが肩こりの主な原因ですが、寒い季節には特に痛みを感じやすくなる要因があります。
まずひとつは日照時間。秋から冬にかけては日照時間が短くなりますが、これが心身状態へ影響を及ぼしやすいとされています。活動への意欲が低下し、結果的に運動不足に陥ったり、精神的な落ち込みで自律神経系が乱れてしまうことで血流が悪化してしまうのです。
また、寒暖差も要因のひとつ。急激に寒くなったり、暖かくなったりする日が交互にやってくることで寒暖差を感じますよね。寒い外と暖かい室内への出入りでも寒暖差を感じる方は多いのではないでしょうか。寒さを感じると一時的に身体がこわばります。それがきっかけとなり、肩こり症状が長引いてしまうのです。
最後に、姿勢。寒いとどうしても手を組んだり、身体を縮こませるような姿勢とってしまいがち。それが習慣化すると、体がリラックスできにくくなるため、血流が悪化し肩こりがひどくなってしまうのです。
◆身体の内側から温めることで、血流を改善!
寒さに対抗するためにたくさん着込もうとする方もいらっしゃいますが、血流の改善を行うためには身体の中から温めることを意識してみましょう。
ひとつは食べ物から。たんぱく質を摂取することで筋肉量を増やし、それによって代謝を高め、体温を上昇させるというやり方です。
実は、食べたものを消化する際に発生する熱も身体を温めるために効果的。人間の身体は食べたものを消化する時に熱を発しますが、たんぱく質を消化する時には他のものを消化する時よりも多くの熱を発するため、体温上昇につながりやすいとされています。
意識的にたんぱく質が豊富な食材を食べることで、自然と体温が上がり、血流が改善されます。
仕事や家事の合間に軽い運動やマッサージを取り入れることでも、身体の緊張を緩和させ、血流の改善が見込まれます。手を肩の付け根のところに当てて、両ひじで大きな円を描くようにしてストレッチをするのも良いです。
リンパマッサージも効果的。血流を良くすることで溜まった老廃物を排出出来るため、肩こり改善につながりますし、自律神経のバランスを整えてくれるので、身体がリラックスし、こわばった身体をほぐしてくれる効果も見込めますよ。
肩こりは血流の悪化が原因。特に身体がこわばりがちな冬は身体に負荷がかかり、その症状がつらくなります。血流を改善したり、身体の中から温めることが肩こりの対策につながることをお伝えしました。ぜひ試してみて下さいね!
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